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10.8 から Audio Video Bridging framework が追加されていますが、10.9 ではデフォルトで有効になっています。

Ethernet インターフェースのハードウェアが対応している場合、環境設定のネットワーク > 詳細 > ハードウェアの中で、AVB/EAV モードの設定が有効になっています。

そして、Audio MIDI 設定のウインドウメニューにネットワーク装置ブラウザを表示という機能が追加されています。

この機能は便利そうなのですが、対応している製品がほとんどないようですね。 使える製品が出て来ないでしょうかね。

今度の Firmware では Apple Lossless フォーマットにも対応されました。 詳しいことが Release Notes に書かれていないのですが、試したところでは 192kHz/24bit の再生もできるようです。 しかし、残念ながらマルチチャンネルには対応していないようです。

iPad から専用のアプリを使用して USB ストレージ内のファイル再生ができるようになりました。 でも専用アプリは、もっとがんばっていいものにしてほしいところです。 iPhone や iPod でも使えるようになってほしいですしね。

リレーが切り替わる音が聞こえることが減ったのもいいところだと思います。

やっと発売されました。 発売されるまで長かったですね... 何度か仕様変更もされましたし。

まだ短時間しか使用していませんが、わかったことを書いておきます。

とてもシンプルな製品です。 デバイスドライバのインストールは不要で、OS 内蔵のドライバで全て使用できます。 箱に説明が少し書いてありますが、マニュアルはありません。

付属の電源ケーブルのコネクタが 3P タイプだったので要注意かもしれません。
AC アダプタは大きいです。

システム情報で見たデバイス

Ethernet  Broadcom 57762-A1
USB       pci1b73,1100  Fresco Logic FL1100 ?
FireWire  pci11c1,5901  LSI FW643

全てリンク幅 x1 で、リンク速度は 2.5 GT/s になっています。

音声入出力
C-MEDIA のデバイスが USB 接続されています。 44.1kHz または 48kHz 16bit に対応しています。 この機能は無しで USB ポートを 1つ増やしてくれた方が良かったと思います。

Ethernet のポート
問題なく使用できました。 Mac の電源を切ると LED は消灯します。

USB 3.0 のポート
Western Digital My Passport for Mac 2TB は使用できました。 しかし、Mac の電源を切っても LED が細かく点滅していて気持ちが悪いです。 USB で何かのやりとりが続くのでしょうかね? Mac をスリープした時には問題なくスタンバイ状態になり LED はゆっくり点滅します。

OPPO BDP-105 の USB DAC 機能は使用できました。

KORG DS-DAC-10 はノイズが出て使用できませんでした。 Mac を再起動すると認識されません。 Mac の電源を切ると、全 LED が点灯した状態になり電源が切れません。

FireWire 800 のポート
Western Digital My Passport Studio 1TB は使用できました。 Mac の電源を切ると LED も消灯したままになり問題なさそうです。

使用中は本体がけっこう暖かくなります。 AC アダプタは暖かくならないようです。

新しいファームウェアの正式版が出ました。

いろいろ改善されていますが、特にいいと思うのは次の変更です。

USB ストレージなどから DSD ファイル (DFF,DSF) の再生が可能になりました。 しかもステレオだけではなくマルチチャンネルにも対応しています。

ExFAT ファイルシステムに対応しました。 Mac では NTFS だと書き込みができないので、ExFAT で大容量のストレージが使えるのはいいですね。

CUE ファイルに対応しました。 USB ストレージなどからはギャップレス再生ができないので、音楽はつないで 1つのファイルにして、CUE ファイルで曲を認識できるようにすると良さそうです。 CUE ファイルの改行コードは CR+LF でないとだめなようですので、Mac を使用している場合は気をつけた方がいいです。

メニューなどを日本語で表示できるようになりました。 英語に比べると細めのフォントですが、きれいに表示されます。 あれは何のフォントなのでしょうかね?


多機能さは本当にすごいですね。

Mac 用の AudioGate で DSD 再生中は、どのような状態になるのか確認してみました。

Audio MIDI 設定 の表示

Audio MIDI 設定
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使用できるフォーマットが変わっています。 DSD 用のモードに変わっているということなのでしょうね。

DSD 2.8MHz 再生中はフォーマット 176.4KHz、5.6MHz 再生中は 352.8KHz が使用されます。

Hog Mode で使用されているので、ここで設定変更はできません。