Mac の HDMI オーディオ

HDMI ポートからのオーディオ出力を MacBook Pro with Retina display と OS X Version 10.8 で試してみました。

良いところは、特別なハードもソフトも不要で、手軽に使えることです。

192kHz/24bit の再生もできますし、ステレオだけではなく、サラウンドの再生も簡単にできます。

AVアンプと接続すると次のようなフォーマットが使用可能になっていました。 接続する機器によって対応するものが表示されます。

Audio MIDI 設定 の表示

Audio MIDI 設定
拡大

画像はポップアップ メニューが 2つ同時に表示されたように加工してあります。

サラウンド音源の再生は QuickTime Player でも可能でした。 iTunes は対応していないようです。


問題もあります...

左右の音が逆に再生されることがあります。 Mac の起動後に逆になっていることが多いようです。 逆になっているときは、一度 Audio MIDI 設定でフォーマットの設定を変更すると直るようです。 これはすぐに修正してほしい不具合ですね。

必ず HDMI 接続のディスプレイも使える状態になってしまいます。 オーディオ出力だけを使うこともできるようにしてほしいです。 この関係で次のような問題も起こります。
音楽再生中はディスプレイがスリープできない。
アンプの入力切り替えなどで一時的に表示が消える。
HDMI 接続ではない内蔵ディスプレイも影響を受けてこの 2つの状態になってしまいます。

SwitchResX 4.3.1 を使用して HDMI 接続のディスプレイを無効にすることも試してみましたが、入力切り替えなどですぐに復活してしまうようでだめでした。

このあたりの問題が改善されるといいのですけれど。