2006年7月アーカイブ

久しぶりに ATOK を買いました。

いろいろ便利な機能があってよい思うところもあります。 しかし基本的なところでよくないと思っていたところが変わっていなくて不便なままのところもありました。

特に辞典で確認できるのはいいです。 表示が薄い感じなのはいまいちな気がしたのですが、わざとなのでしょうかね。

個人的にかなり気にするのが caps lock キーで入力文字種を変更する機能が使えるかということです。 2006 ではいちおう制限なく使用できるようになりました。 しかし、やはりだめでした…。

OFF:英字 の設定にして、off の時は英字、on の時はひらがな と切り替えて使用したいのですが、この場合に2つの問題があることに気づきました。

1つは、off で英字入力になっているときに記号などの入力がおかしくなることです。 例えば、「\」で「¥」が、option + 「y」で「y」が入力されてしまいます。 本来は「\」で「\」、とoption + 「y」で「¥」が入力されるはずです。(実際にはすべて半角)

もう1つは、再起動/ログインし直したときに、前の状態を保存してくれないことです。 caps lock off で英字になっている状態でログインし直すと、off でも on でも英字入力の状態になってしまいます。 そのため毎回変更する操作を行わなければなりません。(昔、ことえりでもこういうことがありましたが)

ぜひ修正してほしいところです。 とりあえずは ON:ひらがな の設定にして使うしかないかと思っています。


もう1つ昔から気になっているのは、記号類の入力が弱いということです。 例えば、ことえりだと option +「-」で「−」が、option +「;」で「…」が入力できます。 カスタマイズ機能があってもこういう部分は変えられません。 ローマ字変換ももっと融通が利けばいいのにと思うところです。 例えば、「z.」で「…」など、かな以外の入力もできてもいいと思うのですが、できません。


インストール方法もいまいちですね。 広辞苑のインストールは手を抜きすぎでしょう。

設定も整理されていない感じがします。 機能が多いので仕方がないところもあるのかもしれませんが、考えが足りなすぎます。

いろいろと機能を増やすだけではなく、基本的な部分での改良も真剣に考えてほしいと思います。

NFSv4 client for MacOSX 10.4 という情報が出ていました。

興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。 個人的には Mac で NFS を使うところも無いので試していませんけれど。