Refine Source の説明

Movable Type の出力に対して、行頭のスペースと空行を削除する処理と、URL を出力対象からの相対パスに変換する処理を行うプラグインです。

機能

1. 行頭のスペースと空行を削除します。

Movable Type の出力には不要な空行や不揃いなインデントのスペースが含まれます。 それらの不要な空行やスペースを削除することでサイズを小さくして見栄えも改善します。

  • 対象は html、cgi、css、js、xml
  • <pre></pre> と <textarea></textarea> タグの中は対象外です。

2. URL を出力対象からの相対パスに変換します。

Movable Type の出力で http から始まる絶対パスになっている部分を出力対象からの相対パスに変換します。

  • 対象は html、cgi
  • <a href="URL">、<img src="URL">、<script src="URL">、<link href="URL">、<form action="URL"> が変換されます。

動作環境

Movable Type 6.2、6.3、7 で動作確認を行っています。

cgi はコメント投稿用 mt-comments.cgi のみを対象にしています。

インストール

ダウンロードした zip ファイルに含まれる RefineSource ディレクトリ以下を Movable Type のプラグイン用ディレクトリ plugins へコピーしてください。

ファイルの配置は次のようになります。

$MT_HOME/  (Movable Type インストール ディレクトリ)
    plugins/
        RefineSource/
            RefineSource.pl
 
            php/
                init.RefineSource.php
                outputfilter.refinesource.php

使い方

このプラグインはインストールを行うだけで有効になります。 設定は何もありません。 テンプレートにタグやモディファイアなどを追加する必要もありません。

スタティック・パブリッシングを使用している場合は再構築を行えば出力結果に反映されます。

注意事項

テンプレートの記述内容によっては期待した結果が得られない場合があります。

Perl や PHP のバージョンなどの環境により動作しない場合があります。

初めにテスト環境で試用して問題がないか確認することを推奨します。

作者用として作成したプラグインのため、汎用性は高くないかもしれません。 Perl と PHP で作成されていますので、都合の良いように改造していただくこともできます。

旧バージョン 1.0.1 までを使用していた場合

各ブログパスとして指定したディレクトリ内にある mtview.php ファイルから次の行がある場合は削除してください。

$ctx =& $mt->context();
$ctx->load_filter('output', 'refinesource');

旧ファイル outputfilter.refinesource.php を削除してください。

$MT_HOME/  (Movable Type インストール ディレクトリ)
    php/
        plugins/
            outputfilter.refinesource.php

Refine Source について

このソフトウェアはフリーウェアです。 ただし、著作権は作者が所有します。

転載、再配布などを行う場合には、事前に作者の承認が必要です。


このソフトウェアを使用しての感想、意見などをお待ちしています。

作者: 新井 隆浩  連絡先